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次ぎに企画者の立場として。
福助さんのような問題提起の書き込み本当に感謝します。
もっと外からこういったツッコミがあってしかるべきなので、ご意見のある方はご遠慮なくどうぞ。
福助さんに少しだけ反論。(またも詭弁に聞こえるかもしれませんが。)
>美術全体の中では大して新しいものではないのに日本画だとそれでも生きていけるから。
というお言葉。確かに私も常々感じていることではあるのです。ですが。
では村上隆や会田誠が新しかったのかといえば「現代美術」の立場から見れば新しかった、としか言い様がないと思うのです。
彼らがやったことというのは日本美術史の中でみればすでに散々やられてきたことなのです。(また彼らが模倣したオタク文化の中ではさらにえげつなくやられてきた。)
日本美術からいえば新しくもなんともない。
本歌取り・見立て・古典から学ぶこと・フラットな表現。そういったことをオリジナルを重視する現代美術や陰影表現が当たり前の西洋式の美術界に持ち込んだからこそ「新しく」見えた。
商売というのは、そのものが珍しくかったり少なかったりする国に、そのものが大量にある国から持ち込むと上手くいく。(例:資源の少ない日本には資源を持ち込み、製品の少ない国には日本から製品を輸出すると良い。)
村上隆は大量輸出をやった。日本美術から現代美術(もしくはサブカルチャーからメインカルチャーに)。さらにオタクやスーパーフラットが珍しい欧米に日本から。それを意図的にやった。(※浮世絵版画が印象派に刺激を与えたことは有名ですが、あのときは意図的な輸出ではなく偶然そうなった。)
ですから商売人としての彼の才覚はすばらしいと思いますが、現代の問題の本質をついているかといえば疑問だと思うのです。
「20年前の議論」?
けっこうじゃないですか。そのとき私は10歳です。リアルにその問題について話せていない。
もしこの問題が解決ずみなら議論にすらなりませんが、問題は未解決・未整理なのだから、20年前からの議論だろうと100年前からの議論だろうとなんどでも繰り返し、「今」の問題として議論していけばいいと思うんです。
さしあったって、この企画では「日本画」ということを考えてみたいのです。ですから人選を間違えたなどと思っていません。今回の企画に関していえば今の参加作家でしかできないこともまだまだ沢山あると思います。もちろんこういったツッコミに答えることも含めて参加作家には考えてもらうことも多いとは思うのですが。
http://www.h7.dion.ne.jp/~nipponga/
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