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>米澤くん
写真付きの書き込みどうもありがとう。相変わらずやってるねぇ〜〜〜。ますます独自路線に入り込んでいってるね。
「カービングをゴテゴテ味にしたかったら」という課題で俺も考えてみたんだけど、
まずベベラはいわゆるシェリダン用と言われている鋭角なヤツじゃなく、鈍角な方がいいんじゃないかな?
柄が細かければ鋭角のベベラでもゴテゴテ感は出ると思うけど、普通のサイズだと、鋭角ベベラだとどうしてもハイライトが多くなって、モッチリ感が出ちゃうと思うんだよね。
鈍角のベベラで陰の部分を多めにするイメージで、しかも強弱のメリハリを強調すると、それだけでクドイ感じの表現ができると思うよ。
それからスーベルナイフも、いわゆるシェリダン用と言われている薄刃よりも厚刃、まはた薄刃なら鈍角に砥いだ方がいいんじゃないかな?特にデコレーションカットの時。理由はベベラと同じ、カット(切り口)の幅=陰、と、強弱のメリハリ。
それと・・・これは賛否両論あると思うけど、カットも打刻も、「いい意味で」あえて雑にやると、より迫力と勢いが出ると思う。
これをやるには、しっかりした技術とこなした数に裏打ちされていないと、ただの雑、ただのヘタクソになっちゃうのだけど、これができる人(雑さをいい意味の持ち味にしている人)を俺は知ってる(○○工房じゃないよ)。
で、以上の事を実践するサンプルとして挑戦してみたのが下の写真。
革の厚さは2ミリで、サイズはだいたい長財布くらい。
端革に直接、鉄筆で適当に柄をスケッチして、できもしない「雑さによる味の表現」をやろうとしたので・・・・・随分お粗末な結果になってるけど、でもベベラとナイフカットの感じは分かるでしょ?
刻印は全て400円500円ラインの、昔からあるヤツだけを使ってみた。
シェリダンスタイルは、あっさり感が魅力のひとつだと思うので、自分が意図するカービングの雰囲気によって、刻印は使い分けた方がいいのだと思う。達人レベルになると刻印を問わないのかもしれないけど・・・。
このカービングは、ベベラに限らずミュールフットを長めに入れたり、ベンナーを多めにしたり傾け方によって長めに入れたりして、ハイライト(空白)を少なくするように心がけてみた。でもそれをちょっと意識しすぎて、全体がベタッとなっちゃってるかな?
写真はプレーンなままだけど、アンティークを入れるとかなりゴテゴテした感じになると思うよ。2ミリの革でもこのくらいのゴテゴテ感は出るんだね。
どうかな?こんなので何かの参考になったかな???
この掲示板でカービングの技法的な話題は久しぶりだよね。やっぱ楽しいね。
実は今年になってから「カービング日記」っていうのをつけててね・・・何月何日になんのアイテムに何スタイルのフラワーを何個彫ったっていう日記。
それを見てみたら今年はシェリダンスタイルしか彫ってなかった。これは明らかにシェリダンスタイル以外の作風だから久しぶりに楽しかった。ヘタクソなりに「雑さによる勢い」を心がけたら、妙にストレス発散にもなったし。きっかけを作ってくれた米澤くんのお陰。ありがと。
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