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(昭和46,5,12日初対面以来江間章子先生との会話及び10数通の手紙等から抜粋)
戦後国民の脳裏に戦争の傷跡の痛手が残って、身も心もボロボロで その日の生活が精一杯、そんな中で私は自分の夢をあの詩に込めたのです・・光がほしかったのです。
この詩を創った昭和24年当時は、平事件、下山事件、松川事件等昭和史に残る大事件が続出し、世相は大きく揺れていました、そんな暗い時代だったのです。
この詩に曲をつけて下さったのが、東京音大出身の新進音楽家中田喜直さんでした。
彼はある高校の式典に招かれ講演のなかで、私にとっても「夏の思い出」は特に印象深い曲です、江間先生の詩を戴いた時・・良い作品だなぁ・・と感激し、案外スラスラと曲が出来ました、と述べられたと云う。
この曲がNHK第一放送「ラジオ歌謡」で全国放送された時、暗い世相を忘れようと、人々は唯一の娯楽である「ラジオ」にかじりついた、午後6時15分その美しいメロデーが一週間に亘り全国に流された。
それから50数年、我が国は著しい発展を遂げ、尾瀬も例外なく開発か・?保護か・・?の大きなうねりの渦中をさまよい、結局自然保護の発祥の地として、手厚く保護されている。
この尾瀬を一躍有名にした「夏の思い出」の詩碑、曲碑が檜枝岐村の「ミニ尾瀬公園」に安置されている。
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